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損して得を取る?
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マーケティングに詳しい人ならご存知だとは思いますが
フロントエンドとバックエンドという言葉ご存知ですか?

言葉自体は知らなくても、きっと実践している方も多いと思います。

フロントエンドとは、低価格、もしくは無料で申し込める
商品やサービスの事です。

まずは集客する為のものですね。

そしてバックエンドとは、そのビジネスにおける
高い収益を生み出す高額な商品やサービスの事。

いわゆる「本命商品」にあたります。

例えば例をあげてみましょう。

税理士さんで言うと
会社設立0円サービスが、フロントエンド商品で、
その後にもれなくついてくる顧問契約がバックエンド商品です。

ようは会社設立(10万円相当)をタダでやってあげるから
そのかわりその後は顧問契約して、毎月2~5万円払って下さいね。
決算時は10~15万円かかりますよ。
というもの。

たとえ最初の10万円位を捨てたとしても、
顧問契約が取れれば、後はよほどの事がないかぎり
継続されていくので年間で46~85万は売り上げる事ができるのです。

これが何年継続していく?
という生涯利益を考えれば、ほんと微々たる出費なのです。

お客様が欲しいだろうものを提供してあげるフロントエンド商品で集客し
その集客したお客様に、今度はもっと利益率が高い
バックエンド商品=本命商品を購入していただくという仕組みです。

他にも例をあげると

居酒屋などでは
ビール一杯無料ですよ~と呼び込んで
料理、その他のお酒で儲けます。

レストランは、
格安ランチや無料デザートサービスなどをフロントエンドに来店してもらい
他の正規の価格のお料理などで売り上げ。
そして店を気に入ってもらえたら
フルコース、宴会コースなどがバックエンド商品となったりします。

ホームページ制作会社なら
ホームページ作成は無料や格安と集客して
その分、毎月の管理料は殆ど手間はかからないもので
収益を上げたり。

車のディーラーでは、
車の整備、修理、プレミアムグッズがフロントエンド商品になり
信頼を繋いで、自動車販売がバックエンド商品になるとか。

ほんとに色々ありますね。

フロントエンドは集客のための商品やサービスですから、
ここで大きな利益を取らなくていいのです。

逆に、バックエンドでしっかりと売り上げをあげる仕組みが
構築されているのなら、
フロントエンド商品は無料でも良い位です。

でもここで一番注意しなくてはならないのは
フロントエンドの質です。

たとえ無料での提供だとしても、
商品やサービスの質は絶対に下げてはいけません。

なぜならフロントエンドは、
自分の会社がお客様と初めて接点を持つ商品やサービスだから。

ここで、
「な~んだ、ここの会社はやっぱりこの程度か」
「タダだから、この程度でも仕方ないか~」

などと思われたのなら、
次のバックエンドには絶対につながりません。

だからこそ、フロントエンドは非常に大切なのです。

「えっ~、こんなにいいモノがこんなに安く(タダに)してくれるの?
だったら、この会社の商品やサービスは有料のものも信用できるね。」
と思われなければならないのですから。

フロントエンドとは、
集客し、信用・信頼を築くための商品やサービスであり、

バックエンドとは、
信用・信頼していただいたお客様に、
真心こめて販売する商品やサービスのことです。

人はモノを買う時、必ず不安な気持ちを持っています。
高額のものであればあるほど、失敗したくないのです。

だからこそ
お客様は信用している会社や店から、
商品・サービスを購入するのです。